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池田宿-千国街道―


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     今日は、銭湯へ行くついでに近所の池田宿へ寄りました。
     松本から北へ日本海にぬける千国街道の中の宿です。
     高瀬川という大きな川に沿ってあるこの集落は、
     肥沃な土壌に恵まれ、昔から米所として知られていました。

     街の旧道は拡幅され、古い建物も数えるほどですが、
     裏路地をぷらぷら入っていくと・・・
     巨大な穀物用の土蔵がまだ沢山残っていました。
     今は使われていないものもあるようです。



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多額の予算を組んで新しく箱モノを作らず、
こういった建物を上手く生かし文化と歴史を残しながら
町興しを進めていってほしいなぁ・・・と思います。
ただ壊すには、忍びない。

これが本当の”美しい国”の一端となるのではなかろうか、と。
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by i-zuan | 2007-04-30 19:58 | 町並み | Trackback | Comments(0)
障子の張り替え


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今日は、ひと冬越して傷んでしまった障子を張り替えました。
穂高のアトリエは障子が沢山入っているので、
一度に替えるのは大変です。

その昔、障子紙は今のように大きな一枚の紙はなく、
1尺×1.3尺のちょうど半紙くらいの大きさのものを
短手方向に継ぎ、それを数段に分けて張っていました。
なかなか大変です。

私がいつも愛用してます紙は、長野県産の内山和紙。
幅が1尺(30㎝)のロールになっています。
半紙が短手に継いである(継ぎ目のある)状態で出来ています。
昔ほどではありませんが、一枚でぺロッと張るよりは手間です。




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しかし、張り終わり光を通して見ると・・・
その継ぎ目もしっかり模様になり、なんだかいいでしょ!
(組子が折れているのはご愛嬌で・・・)

ポイントは、一段目と三段目が揃う様、煉瓦積み模様に
なるようにすることです。
(これを現場でお願いすると、経師屋さんが嫌な顔します・・・)
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by i-zuan | 2007-04-29 16:40 | アトリエ歳時記 | Trackback | Comments(0)
ちゃぶ台


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冬の間、重宝していたコタツを仕舞い、卓袱台を出してきました。

星 家でよくひっくり返っているのは丸いちゃぶ台ですが、
我が家のはカクです。

昔は、カク専門のちゃぶ台家具職人さんがいたそうです。
カクの特徴は、台に枠を回し角をトメ(45度を合わせる)に納めること、
脚先がネコ足のように少し内側にまるまっていること。

2.2尺×2.4尺の台、大きければいいというものではありません。
盃を、会話を交し合うのにはこの距離感がいいのかもしれないです。
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by i-zuan | 2007-04-25 16:43 | アトリエ歳時記 | Trackback | Comments(2)
file.-004 (安曇追分駅)
長野県 安曇野市

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穂高のアトリエの最寄り駅、JR大糸線安曇追分駅。

赤い鉄板屋根、白い塗り壁、水色の柱。
大壁の部分だけ見ているとデンマークの建築に見えてきます。
擬洋風建築、小振りでやさしい雰囲気が、じっくり時間をかけて
安曇野の田園地帯に溶け込んでいったようです。

この駅からいろんなところへ出掛けたなぁ・・・。
旅する気持ちを掻き立てるのはやっぱりカッコいい駅舎。
駅もその心情を心得ていらっしゃる方に作ってもらえると嬉しい限りです。
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by i-zuan | 2007-04-24 13:40 | 逸棟帳 | Trackback | Comments(0)
卯月の白木蓮


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庭の白木蓮が今年も満開を迎えました。
穂高のアトリエ2階窓からよく見えます。
(監獄ではありませんょ・・・)

来月には“新緑の窓”に早代わり。
南からの眩しい日差しをほど良く遮ってくれることでしょう。
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by i-zuan | 2007-04-20 07:42 | アトリエ歳時記 | Trackback | Comments(2)
丸椅子


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   座面がマルで少しそとに開いた4本脚、背もたれなし。
   我が家に四脚あります。
   出どころは皆、違うので形も材種もそれぞれです。
   (ちなみに上はサクラ、中はケヤキ、下はラワン)
   座面が中心に向かって微妙に傾斜しており、
   見た目より座り心地良いです。

   天気のよい日は、庭に運んで腰掛けて、粗茶をイップク・・・。

   仕事もひと段落(かな?)、う~ん春はこうありたいですな。
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by i-zuan | 2007-04-19 09:39 | 逸品帳 | Trackback | Comments(0)
一文字-ペンダント灯-

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ガラスセードで出来た電球の笠、天井から提げた照明用です。

名前は 一文字(いちもんじ)

真横から見たときに一の字に見えるところからその名がつきました。
直径約25cm、シンプルですが大空間の中でも存在感があります。
現在、大手各メーカーで復刻版が販売されています。
しかし昔のモノに比べますとデザインの質が・・・です。
一文字は、大抵の古道具屋さんで手頃な価格で購入できます。
私はそちらをお勧めします。

古いものは正円ではありませんし気泡も入っていますが、
灯りが燈ったとき、その違いに気がつく筈です。
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by i-zuan | 2007-04-12 23:33 | 照明器具 | Trackback | Comments(0)
町並み[手拭い]

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設計の仕事をしている私に・・・と、頂戴しました。
昔の日本の町並み、ところ狭しと家並みが描き込まれています。
昔といっても、ほんの200年前の話なのですけどね。
建物の意匠はそれぞれでも、使っている建材は画一してますので
やはり”絵”になります。
そして、どれか1軒が目立つ訳ではなく、全体で景色をつくりだす。

現代日本では、新しくこのような景観を作り出すことは難しいかもしれません。
けれど、一度には到底無理でも1軒1軒、周りへの影響も配慮して
設計していくことがいつか”いいねぇ!”と思える集景に
繋がっていってほしいと願っています。

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by i-zuan | 2007-04-07 10:35 | 手拭い | Trackback | Comments(0)
民家再生の実践

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以前勤めていました設計事務所から書籍が届きました。
今年新しく出版された本に、在職中担当させて頂いた物件が
掲載されたおり、一冊私にも頂ける、とのことでした。

私が担当しましたのは、長野県安曇野市にあります
お寺の本堂と庫裏の再生工事。
(所見の最終構成に立ち会えませんでしたから、少々誤字が・・・)

書籍の内容は、26件の民家再生事例を取り上げ、工事までの経緯、
それぞれの特殊性、途中の苦労話、お施主さんの忌憚ない感想などを
まとめたものです。
住宅だけではなく、公共施設、文化財などさまざまな取り組を綴っており、
一般の方にもわかり易く説明されています。
また、実際に体感できる旅館や店舗も掲載されておりますので、
旅のお供にもお勧めです。
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by i-zuan | 2007-04-02 21:41 | 雑記帳 | Trackback | Comments(2)